行った時期 2018年6月
行った日数3泊3日(1泊車中泊)
行った人数 一人
行った場所 滋賀県 比叡山延暦寺 近江八幡 竹生島 彦根城 長浜
※記事内は2018年時点の情報になります。
お出かけの際は公式サイト等で最新の情報をググってくださいまし。
旅の始まりは新宿バスタから。
ほんっとバスタが完成して新宿発の夜行バスが便利になりました。
JRとか大手の会社は専用乗り場を設けていましたが、
その他の弱小バス会社は乗り場が「道ばた」でしたからね。
この辺ですって場所は指定はされるけど、バス停なんかないから
ここで合ってるのかな?って心配になるし
道端なのでトイレも椅子もないときた。
その頃に比べるとコンビニ、椅子、
トイレと案内の人もいるわで雲泥の差です。
昔はキャリーバック引いてたけど、
旅先に大きいロッカーがない場合が多いので、
最近は軽い折り畳みボストンとリュックスタイル。
夜のバスタは異様なわくわく感に包まれている。
VIPライナーロイヤルブルーの仕様
予約したVIPライナーのロイヤルブルーが待機しております。
VIPライナーの中でもランクが高めなわりには
値段はそれほど高くなかったです。
(しかも3列シートの真ん中の列はさらに値段が安い。)
当時はトイレが付いてない仕様で(2021年トイレ付に変わってた)、
突然お腹の急降下が起こるタイプなので悩みましたが、
トイレがあるけど狭い4列席のバスより
トイレがないけどゆったりした独立3列席のバスに乗りたい、、
って事で選びました。
そんなこんなで、時間になりバスに乗り込む。
席はこんな感じ。
ブランケット、ミニ枕、腰あて。
腰あてまでついてるのは珍しい、
腰とシートの隙間を埋めてくれて結構いい仕事してくれました。
フットレスト(足置き)とレッグレスト(ふくらはぎ置き)も
勿論ある。
ロイヤルブルーの席のシート間隔は94cm、
スタンダード4列は78cmなので16cm広いです。
あとリラクニングは130度まで倒せます。
が、ちょっと待って、
夜行バス経験者なら分かると思いますが、
一般的な夜行バスでリラクニングMaxの角度まで倒すのって
なかなかハードル高いですよね。
後ろの人がまだ起きてると嫌がられるし、
倒していいですか?って声かけるのも嫌だから
遠慮して少ししか倒せず、
そのくせ前の人はかまわずズドーンと倒してきて
挟まれて窮屈な思いをしたことがあるでしょう
しかーし、VIPライナーならその心配がないのです
画期的全乗客一斉フルリクライニング
「全乗客一斉フルリクライニング」システム!
運転手さんが席を倒すタイミングを
声かけしてくれるのです。
公式サイトより引用
VIPライナーはお客様にアンケートを実施し、リクライニングに関する解決策を考えました。
その結果、全てのお客様が同時に座席を倒す“全乗客一斉フルリクライニング”を導入!
座席を倒すタイミングは、バスが高速道路に入る前。
最終乗車地を出発後、乗客の皆さんに車内モニターで説明動画をご覧いただいた後、運転手からアナウンスをして、全ての座席を フルリクライニングしてもらいます。後ろの方へ気兼ねすることなく、座席をフルに倒してお寛ぎください。
遠慮なく、公認で、最大角度までリラクニング出来るの、
めちゃくちゃありがたい!
で、最大角度まで席を倒し、フットレスト、レッグレストをフル稼働させた結果、
なにこれ超快適じゃん。
一番の願いは真横になって寝たい、ですが、
フラットまでいかずとも
それにかなり近い状態までもっていけました。
ぽっちゃりで横幅はあるけど、
身長は153cmなので
足もかなりのびのび出来る。
トイレなし(2018年当時)車両なので、
2時間おきぐらいにトイレ休憩があります。
基本夜行バスで寝れない私はトイレ休憩は必ず降りて、
体を延ばしたりします。
(逆にトイレ付だと乗務員の休憩だけで
乗客は降りれないこともあり体がキツイ)
トイレ帰りも安心車体カード
関東からの夜行バスのほとんどが使うだろう
トイレに行って、さあ、バスに帰ろうと思ったら
ずらーり並んでいて、
えーーー自分どのバスだっけ!?って焦りますよね。
でも、VIPライナーなら大丈夫。
バスを降りる時、こんなカードを渡されるので、
どのバスかすぐ分かる。このシステムも初めて見た。
2回目の休憩、長篠設楽原。
ちなみにトイレ休憩の時は寝てる人もいるのでアナウンスはせず、
通路の灯りが点くのが合図です。
カーテンを閉めるとプライベート空間が確保できます。
ただ、カーテンを閉める権利があるのは窓側の人。
なので真ん中の席の人はその分値段が安い。
2018年充電は自前の充電器に頼ってましたが、
2021年公式サイト見たら、
シートがコンセント付に変更になったようなので、
これからは充電もし放題ですよ。
いかにせん、シートが快適だったので、
夜行バスで寝れないタイプの私でも寝れるのでは?と
うとうとするも残念ながら結局寝られず。
(たぶん、シート云々でなく
知らん人が沢山周りにいる場所で
寝るという無防備の状態になれないのだと思う)
たぶん、普通の人はぐっすりイケるのではないかしら。
無事に目的の降車地、京都へ到着~。
京都からお目当ての滋賀に入ります。
VIPラウンジで身支度できる
んで、ホントVIPライナーありがたいと思ったのがこれ、
大都市の降車地にVIPラウンジがあるのです。
なんじゃらほいって話ですが、
バスから降りてこれから活動するのに身支度を整える場所を
提供してくれているのです。
しかもバスを降りた直後数時間は利用無料。
男性だとありがたみが薄いかもしれませんが、
一応女子なので、
顔洗いたい、化粧したい、
寝る用のゆるっとした服から昼間活動用の服に着替えたい
寝る時苦しいから外したブラジャー付けたい、
と、バスを降りるとこれだけやる事があるんですが、
通常だと駅のトイレぐらいしか場所がなく
まあ通勤時間そこそこ混んでるので気が引ける。
かといって早朝、
駅ビル、ファッションビルなんかも開いておらず、
身支度難民と化して街を彷徨う事になるのです。
この悩みを解消してくれるのが
VIPラウンジなのです。
着替え室、化粧台は勿論、化粧水、乳液、
ドライヤーやヘアアイロンまである。
あとは小腹が空いてたらちょっとした軽食なんかも買えます。
今まであちこち夜行バス会社を利用してきましたが、
VIPライナー、トップクラスで快適でした。
コロナ禍のご時世まだ夜行バス移動に躊躇がありますが、
次利用する機会があったらまたVIPライナー選びたい。
さて、快適に身支度を整え、行動開始。