旅した期間3泊3日
2017年
10月15日夜行バス出発
モロッコとエジプトでくっそ広い砂漠は見たけど、
そういえば自分の住んでる日本の砂漠？砂丘てどんなんだろうと
まだ見たことないぞって事で鳥取砂丘に行きたいと想いました。
関東住からすると何があるのって感じの山陰側の観光地と、
名前は有名だけど場所どこ？って感じの天橋立を
セットで見てきましたよ。
まず鳥取駅をスタート地点にしたいと思い、
行き方を調べると、
新幹線→東京から3時間、岡山で降りてから、
さらに2時間電車でトータル約5時間。
家からだと６～7時間かかり2万円ちょい。
3日間のうち1日の半分以上移動のみは勿体ない。
で、やっぱ夜行バスかな。
実は体の負担が大きい夜行バスは
前回の旅レポ2013年の山口以来
4年間使っていなかったのであります。
久々の夜行バス復帰に、自信がなかったもんで
せめてシートとかちょっといいバスを探そうとしました。
探そうとしました、探しましたが、、、
2017年10月時点
東京→鳥取駅前ルートの夜行バス
選択肢１社のみ！
12時間！
トイレなし！
4列スタンダードシート！
Oh!ーノー（T０T)
4年ぶりのなのにハードな条件！
お腹が下ることあるから、
安心のためにトイレは欲しかった。。
4列シートなんぞは寝るための椅子じゃない、
３列シートが良かった。。
でもね、
コンセント装備！
ぐっすり3点セット（アイマスク、エアクッション、ブランケット）
付きだってさ。
値段は予約時期によるけど７０００円前後新幹線の３分の１。
ええい！ままよ！予約ポチっ！
夜行バスルートが存在しないより、あるだけマシ。
運航してくれてありがとう杉崎観光バスさん！
（他の大手長距離バスサイトと提携しておらずオフィシャルサイトのみ予約出来ます。）
さて、久しぶりの夜行バスに挑む日がやってまいりました。
巨大バスターミナルバスタ新宿が職場から徒歩10分なのに、
わざわざ東京駅まで来ました。
しかも東京駅八重洲口のピカピカで大きな長距離バスターミナルを
通り過ぎまして小雨が降る中徒歩5分ほど歩いて
東京鍛冶橋駐車場という場所からの出発になります。
来た事ない場所なので分からなかったらどうしようと思いましたが、
ウィラーのバスとか、わりと有名どころも使ってて利用者も多く、
待合室とトイレもアナウンスもあって大丈夫でした。
仕事の後でこれから旅行！なんて、
羽目を外してちょっとイイもの食べたい衝動にかられつつ、
トイレなし
ということで出来るだけお腹に負担をかけないよう、
控えめに夕飯と水分を取り、
時間ぎりぎりまでトイレで出し切って
いざバスへ！
シートの広前後の幅は広くないけど最前列だったので、
前からの椅子倒しの圧迫感がなかったのと
隣が小柄な若い女の子だったので、
横からの圧迫もなく、長時間の戦いの滑り出しはまずまずでした。
ぐっすり３点セットを使って、
寝ようと試みるものの例によって私は一睡も出来ない。
トイレ休憩２～3時間に1度で、止まるたびにすべて降りて、
時間が経過するにつれてどんどんバッキバキになっていく体を伸ばすのでした。
そのおかげで不安要因のトイレは大丈夫でした。
隣の女の子は爆睡してるのを羨ましく思ってるうちに
早朝6時ごろ（鳥取着は9時半）まだバス内の人がほとんど寝ている中、
ある木琴のような音が聞こえてきました。
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
（(´･ω･｀)？？
それはiPhoneのデフォルトの着信音。
auのCMで繰り返し流れてイラっとするやつです。
隣の女の子は普段この時間に起きてるのであろう、
目覚ましアラームの音でした。
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
おおおおおお！気になる～～～～！！
隣の女の子爆睡中。起きる気配全くなし。
しかも音量が隣の私にしか聞こえないぐらいの大きさなので
誰かがうるさいぞ！って言ってくれることもなく
かと言って、わざわざ揺り起こして鳴ってるよ！って
言う勇気もなく。
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
テンテロ～テッテンテッテン～テトテトテ
アラームってたぶん10分ぐらいで鳴りやむと思うのですが、
状況的に耳について耳について永遠かと。不快度1000％！
アラーム1年分聞いたような気分になりました。
おげんなり～～。。。(;´Д｀)
