石見エクスプレスに乗り込んだのは19時過ぎ。
コンビニで買った牛丼の汁が
ピチョっと服に跳ねて初っ端からテンションが下がる。
2時間ほど走って足柄サービスエリアへ。
ここの休憩を逃すとなんと朝までないので
降りて体を伸ばしておく。
電池節約~と、すぐカバンにしまったのでした。
この後、
しまったのがしまったなのでした。。
さて、消灯になってからがいよいよ夜行バスの本番です。
夜が深くなった方が眠くなると思いがちですが、
夜行バスの場合、体がどんどんバッキバキに痛くなるので
早めの時間に眠っておかないともう寝れないのです。
なので
眠くはないけど、
目をつぶって寝ようと試みてみます。
すると、、、、
左端の席に座っているおじいちゃんが
鼻をすするのですが、
一回につき5回すするのです。
ズッ、スン、スン、スン、スン。
シーン。。。
ズッ、スン、スン、スン、スン。
シーン。
うむ、定期的にこれはなかなか気になる音ですぞ。(^◇^;)
暫くしたら、おじいちゃんは眠りについたらしく音もやみ、
やれやれと自分も寝る体制に。
気持ちが高ぶっていつも寝れないのですが、
ちょっとウトウトして、
あっ珍しくイケるかも、、、
と、意識が遠のきそうになった瞬間、
ピカッッーーー!!!!
なんやなんや!
眩しい!(><)
暗闇の中突然光に照らされて何事かと、
外していた眼鏡をかけて、
状況を確認する。
すると、
私の隣、3列シート真ん中に座ってるおばあちゃんが
前の席に足を高く引っ掛けて
あられもない姿で寝ているのですが、
姿はどうでもいいとして、
その足が読書灯のスイッチを押していたのでした。。
左右の席の読書灯は
窓の上のエアコン吹き出し口付近に付いてますが、
真ん中の席は前の席の目の高さに付いているのです。
おおおおっ、、なんてこった(o_o)
と思いながらおばあちゃんがぐっすり寝ているを確認して
横からスイッチを消したったのでした。
やれやれと思ってると一時間後ぐらいに、
またピカっー!ってなったので
以下同じ。
何時間か寝ようと試みましたが、
結局寝れず諦めて、
上着をかぶって光を漏れないようにして
DSのレイトン先生のお世話になったのでした。
かなり走って夜も開けすっかり外も明るくなり、
一度メールチェックでもしておくかと、
iPhoneを取り出しゾッとしたのでした。
岡レモンを撮影してから、
カメラがずっと立ち上がりっぱなしで、
すでに電池20%!
ヒィーーー!
せっかく使わないでとっておいたのになんなん?!
仕方なく観光が始まる前に予備電池を投入してしまったのでした。
はぁ、14時間の密室ではこんなドラマがあったんです。
結局一睡も出来ぬまま、体も狭い空間でバキバキになりながら
時間はよ経ってくれ~と只管耐えたのでした。