行った時期 2023年11月下旬
行った場所 茅野、長野、大室古墳群、
森将軍塚古墳、松本美術館、上田城
行った人数 1名
長野の茅野という場所に
国宝の土偶が2体あるという。
1度に2つ見れるとは、
なんとお得な?!と、
行き方を調べてみると、
最寄り駅からバスは1日3本のみ。
タクシーはかなりお金がかかる距離。
なかなか辺鄙な場所だ、
これだけの為に長野まで行くのか、、
そうだ!長野には古墳もある。
抱き合わせで1泊2日の古代満喫旅行にしよう!
と決めたのでした。
10時丁度の〜あずさに乗って〜
私は私は埼玉から旅立ちます〜♪
正確には新宿から乗りましたが。
数年前甲府に行った以来のあずさ。
特急は隣が来るかどうか分かるので
心の準備ができますね。
平日朝10時新宿発で館内放送で言ってたけど
指定席満席だって?!
なんでそんなに混んでるんだ。
つまみだねが旅の友。
12時過ぎ茅野駅に到着。
古めのヨーカドーみたいな建物がすぐ前にある。
これこれ。これから会いに行くやつ。
改札の前にはお土産屋さん。
電車を降りてからバスの乗り換え時間は15分。
これを逃すと、何時間もバスはなく
今日の行程が全て崩れるので、
絶対乗り遅れられないのです。
乗り場を探しちゃったけど、
場所は先ほど窓から見えてた
向かいの古い商業ビル側のすぐ下でした。
どんどん町から離れて自然が豊かになっていく。
20分ほどバスに乗り目的地に到着。
尖石(とがりいし)縄文考古館
お目当ての2体の国宝土偶をなにわともあれ見なくては!と
入場券を買い直行したのでした。
じゃ~~~~~ん!!いた!土偶!
まず手前に鎮座するのは「縄文のビーナス」
土偶にしては珍しく分かりやすい、
いかにもな女性モチーフ。
団地を作ろうと掘ってたら出てきたんだって。
どっしりとしたお尻。
後頭部がなるとのような
美味しそうなお菓子のような。
ヘルメットみたいな髪型、
目がつりあがってて顔は正直あんまり可愛くはない。
粘土にキラキラが混ざっててキレイ、芸が細かい。
土偶は何らかの儀式に使った後に
壊されてから埋められてる場合が多いのですが
この子は無傷の状態で埋められてたそうです。
オススメ土偶、気軽にオススメするけどまあまあ遠い。
お次はこちらの土偶!
「仮面の女神」
ほんと、最初対面した時、
す、、き、、。
って声が出ちゃったもんね。
ディフォルメされた太い足、
謎の仮面姿、
マジ好き過ぎる。
左右非対称の体の文様というのも珍しいそうです。
お腹ぽっこり
後ろから見ると仮面を縛ってるヒモも
ちゃんと表現されていた。
この子の出土したのが2000年。
わりと最近じゃんって思っちゃうのも歳のせい?(苦笑)
でも4000年前に作られた物が土の中に眠り続け、
再び現代に蘇り認知されてから
まだ23年しか経ってないって凄い話だよね。
ここに来る前、
ざっくり写真とかで見ただけでは分からなかったけど、
思った以上に仮面を付けてた。
顔が三角なのが仮面っぽく
見えてるだけかなとか思ってたので。
またオススメ情報が。
同じ人が作ったんだろうってほど似てる。
こんな感じで発見されましたの再現。
国宝土偶を2つも同時に見ることが出来た。
なんという贅沢!
国宝だけあって、状態がめちゃくちゃいい。
国宝とか貴重な物を何でもかんでも東京の博物館に集めたがるけど、
やはり出土された土地で、
こうして飾られているのを見るのが良いねー。
しばらく舐めるように観察し、ほくほくした後
その他の展示を見てまわることにしました。