行った時期2022年3月末
日数 日帰り
人数 1人
独特な紋様が施された石室を持つ
虎塚古墳という古墳があります。
石室を保護する為、
内部公開は春秋2回のみ。
それもコロナ禍で中止になっていました。
しかしこの程公開を再開すると情報を得て
遥々茨城まで見に行く事にしたのでした。
上野7時発の
特急ひたち1号に乗り込みいざ出発。
茨城方面はあまり攻めてないので
初めてのルートでワクワク。
通勤時間帯ですが
車内は下りだからか空いていました。
天井にランプが付いてる。
空席が赤、
黄色がもう直ぐこの席の人来ます
緑がもう誰かの席です
のマーク。
時間がなくて特急切符買わずに飛び乗ったら、
とりあえず赤の席に座って、
車掌さんが来たら特急券
その場で買ってねって感じらしい。
隣に人が来るかどうかが分かるので、
ちょっと荷物置かしといてもらうのに便利。
その後
私鉄のひたちなか海浜鉄道湊線に
乗り換えます。
JRと私鉄の乗り換えなので、
当然のように改札を出たら、
どこにも私鉄の乗り場が、、ない。
案内はないか、うろうろ探してもないので
大人しく窓口の駅員さんに聞いたら、
なんとJRの構内に私鉄のホームがありました。。
なかなか都会ではないパターンでは?
個性的な文字。
何かのキャラ。
10分ほどで虎塚古墳の最寄駅、
中根駅に到着。
文字に剣と古墳が
デザインされてるのステキすぎる。
貴重な石室公開に
これでもか!ってアピールで貼ってある。
最寄り駅と言っても
ここから徒歩20分歩きますよ。
タクシーもバスも何もないです。
案内板もおしゃれもデザイン。
驚くほど周りに何も無い、
サイコロの旅でここに下車したら絶望するレベル。
それでも数少ない公開日とあって、人がポツポツといる。
普段は誰もいないだろう。
のどかな田んぼ道を通り抜け、
無事虎塚古墳に到着。
受付で入場料を支払って、
古墳の入り口へ。
国指定史跡【虎塚古墳】のご案内|ひたちなか市公式ウェブサイトwww.city.hitachinaka.lg.jp
※公開時期は毎年違うのでサイトで確認してください。
内部は撮影禁止。
係の方の案内に従って、
1組づつ中に入ります。
入ると古墳のうんちく説明のテープが流されます。
石室の模様が施されている一番奥の空間は
湿度温度管理の為、ガラス越しにしか見ることが出来ません。
湿度でガラスが曇ったりしてぶっちゃけ、
あんまりよく見えませんでした。
なので、この後行く資料館で
レプリカでちゃんと見ることにします。
時間も限られているし満足感は薄いですが、
普段は入れない場所に入れてる!という興奮はありました。
その代わり、古墳の外側は見放題、登り放題です。
古墳を眺めた後は隣接する
この辺で見つかった遺跡などを展示。
このあたりでもハート型土偶が出土していたんだ。
元ネタがオニグルミを割った形説があるのですが、
この辺にクルミは分布していたのかしら。
えっ、、卑猥な埴輪?
組み合わせて完成みたいだけど、
上部を乗せたときのストッパー的な突起なのか
リアルさを追求した結果なのか不明(笑)
馬のハニワ、
群馬でも山ほどみたけど、
隣の茨城県とはいえ個性が違うね。
やや不格好。それが愛嬌。
この馬が見つかった場所が
埴輪の製作工場が日本で初めて見つかった場所なんだって。
現地に行った人しか見れないアングル。穴。
乳飲み児を抱く埴輪
乳飲み子を抱くモチーフの埴輪は全国でも
これしか見つかっていないので貴重。
時代は何でも擬人化ですよ。
ありました、楽しみにしていた虎塚古墳石室のレプリカ。
実物大で精巧に作られており、
先ほどガラス越しでよく見えなかった実物より
はっきりくっきり鑑賞できます。
幾何学模様と当時の武器がモチーフ。
子供のいたずら書きみたい。
ほえ~。
レプリカとはいえ中には入れないので外から撮影。
石棺。なむー。