それでは古墳の方に移動。
もう早速見えてきました。
ハニワーー!!いっぱいおっぱい!
発掘調査した時の位置に
レプリカを置いて復元しています。
ズラリ圧巻!
ロープで区切られていて、手前は触れ合ってOKゾーンです。
とりあえずハニワの列に混ざってみる。
ツーショットを撮ってみる。
こんなに近づいて自由に撮影出来るのありがたい。
博物館だとレプリカでも触ったり出来ないし
ショーケースや柵の向こう側だからね。
スーパーの特売品を狙って並ぶハニワ。
二郎インスパイア系のラーメン屋に並ぶハニワ。
パチンコ開店待ちのハニワ。
鷹匠さん。
耳の横で髪を結ぶ美豆良(みずら)って髪型なのが
がよく分かりますね。
自由なので尻側からも撮影出来る。
相撲取りのハニワ。絶対うぃ~~っすって言ってる。
混ざってみる、体系的に違和感なし(爆)
楽しい~~~。
込み入って配置されてるゾーンは立ち入り禁止になっていました。
巫女さん、鳥さんズラリ。
こう配列を見ると、手を万歳してる
何かを拝んでいるような巫女が先頭で一番偉い人なんだろう。
家形埴輪も立派だわ。
一番数が多いのがオーソドックスな円柱埴輪。
で、埴輪に気をとられて忘れかけていましたが、
この緑に覆われてこんもりしたのが古墳です。
何も知らないと緑がいっぱいねーで終わっちゃう。
古墳全体図はこんな感じ。
こちらの古墳は登ってOKなので散策へGO。
丘をハイキングしているのと変わりない。
残念ながら石室に入ったりは出来ないけど、
ここが何がありました的な案内板はあるので、
かろうじて丘でなく古墳と分かる。
この今城塚古墳、
外堀も含めると350メートルもあるそうで相当でかい。
しかも豪華な埴輪の数々も発掘されており、
かなりの権力者では?
一体誰の墓なのか!?
ウィキペディアによると
6世紀のヤマト政権の大王墓と推定され、
6世紀前半に没した継体天皇とするのが学界の定説になっている
だそうです。
がしかし、
古墳に詳しい人なら、
ちょっと待ったーーー!ってくるところで、
一般人が入るのなんてとんでもない、
発掘とか調査もさせない、指一本触っちゃ駄目。
が基本なのです。
なぜ今城塚古墳が発掘も登ってもOKなのかというと、
宮内庁は今城塚古墳の陵墓参考地指定については現在も難色を示しており、今城塚古墳から1.3キロメートル西にある大阪府茨木市の太田茶臼山古墳を継体天皇陵に治定している。太田茶臼山古墳の築造は5世紀中葉と考えられており、継体天皇が没したとされる年代よりも古い時代の古墳と考えられる。
要するに歴史的に若干ズレがあるけど、宮内庁的には
1キロほど離れた別の古墳を継体天皇のだって事にしてるらしい。
まあ、結局のところ誰がここの古墳で
埋葬されたか分かりませんが
天皇の墓認定されなかったおかげで自由に発掘調査が出来て、
見事な埴輪が見つかり、
古墳の上でハイキングが楽しめて、
近所の人が散歩する素敵な公園になっているわけなのです。
この場所で埴輪のお祭りもやってるらしい。
帰りは25分かけて炎天下の中、
摂津富田駅まで歩きました。
昨年から日傘使い始めて、日差しがやばすぎて
ホント持ってて良かったと思った。