さて、次の目的地は2019年に世界遺産として認定されたばかりの
百舌鳥(もず)古墳群へ。
古墳が好きと豪語するなら日本で一番でっかい古墳、
仁徳天皇陵(大山古墳)を
見ておかへんとアカんな~って事で(急にエセ関西弁、笑)
大阪までやって来ました(笑)
歩き始めてすぐ、陪塚(ばいづか)と呼ばれる
大きな古墳の周りにある小さな古墳が。
大きな古墳の権力者の近親者の墓らしい。
まずは駅から徒歩5分ほどで
百舌鳥古墳群ビジターセンターへ
昨年出来たばかりのピカピカな施設です。
超高精細な8K空撮映像のシアターで
空から仁徳天皇陵を堪能出来ます。
5世紀中ごろ築造とされ全長約486mの日本最大の前方後円墳。
墳丘は3段に築成され三重の濠がめぐり10基以上の陪塚があります。
1500年前に作られた人工物なんだぜ!?凄くない?
しっかりこの勇姿を脳に焼き付けておきます。
この後必要になるので(意味深)
映像でお勉強したあとはレンタサイクルを借りて、
実物を見に行きましょう。
古墳巡り用にもずふるという電動自転車が500円で借りられて
(貸出しと返却施設が同じ場合)とても便利。
それでは出発~~~!
日本一大きな古墳どんなかなーー!!
わくわくーーーー!!
ドキドキーー!!
楽しみだなぁ~~~!
はっ?
単なる森しか見えないんですけどーーーー。
・・いや、ぶっちゃけ行く前から薄々気づいていましたけどね(^◇^;)
宮内庁管理で入れない近づけない、
大きすぎて何がなんやら地上から見ても
よく分からないんだろうな~って。
外濠も濁った沼があるだけみたいな。
だからこそ、先ほどみた空撮映像で
脳内補完するのだ!
ここは古墳なのだ~~古墳だぞ~~。
古墳を柵に沿って自転車で半周しましたが、、
・・・・駄目ですっ!
ただの沼と森にしか見えません、、(笑)
柵に掲示されてる文字だけが
なんとかここは古墳だぞってアピールしてますが。。
ふっ、まあ、これも想定内。
巨大古墳らしさを堪能するためにある秘策を。
堺市市役所へ。
なぜ市役所に?そのままエレベーターで21階の展望室に。
若干離れてるけど上から古墳を見るためです。
真ん中の緑に覆われた部分が仁徳天皇陵。
う、うん、なんとか古墳がでかいぞって実感が沸いてきたかな。
近くの別の古墳の方が良く見える。あれは反正天皇陵古墳。
端にちょっとオカルトチックなキャラがいますね。
ハニワ部長という、堺市公認のキャラだそうです。
部長に限らず、ハニワ全般に言ってるのですが、
目の穴が落ちくぼんで真っ黒な空洞になってるのが、
完全に怪談でいうところの恐怖の表現で苦手なのですよ。
市役所からの帰りは、
仁徳天皇陵の残り半周を囲われてる柵に沿いながら戻ったので、
日本一の巨大古墳をレンタサイクルで1周した事になります。
途中は陪塚の小さな古墳がちょこちょことあったので、
木がぼうぼうしてるだけで、面白くないけど
写真だけ撮っておきました。
堺市博物館へ。
仁徳天皇陵に関連した展示が見ることが出来ます。
明治時代に古墳の一部が崩れて、石室が露出したとき、
図で記録された資料を基に再現した石棺。
(本物はすぐに埋め戻された)
自分のデータベースが少ないのもあるけど、
見たことない形状をしている。
馬のハニワの破片だけ見つかったので、
近くの古墳から出た馬を参考に再現してみたとうもの。
足首がちゃんとしてるのが驚き。
(知ってる群馬のはただの棒みたいな表現だったので)
この顔も今まで見たことない。
古墳関連以外の展示もありました。急にイケメンイラスト。
近場の他の大型古墳も自転車で見に行く。
履中天皇陵古墳
見やすさから仁徳天皇陵よりは古墳らしさを感じられたかな。
いたすけ古墳
この辺で実はもうグッタリしていて
感情が無くなってきていました(苦笑)
なぜかというと
暑さと強風で体力の消耗がめちゃくちゃ早かった。。
写真では全く伝わりませんが、
真夏日であっちあち、なのに、なま暖かい強風が吹いており
日よけにかぶってた帽子も飛ばされたのでかぶれず。
髪はぼっさぼさ、汗もベットベト、楽しいよりも修行のような古墳巡り。。
自分が好きでやってるはずなのに。。おかしいなぁ(笑)
なのでもう一カ所古墳に行く予定でしたが、
キャンセルし自転車を返却しホテルに向かう事にしました。
体力ゲージがゼロになる前に、
ホテルにたどり付かなければ!というミッション発動。
あ、あと観光客目線からの要望ですが。
同じく世界遺産の古市古墳群もセットで見学したかったのですが、
百舌鳥と古市間の公共交通移動手段が、
すぐお隣の市なのに百舌鳥駅から
めちゃくちゃ遠回りして乗り継ぐ電車しかない。。
あとはレンタサイクル1時間漕ぐしかないってもう体力ムリポ。
タクシーは予算オーバー。
なので時間と体力的に予定に組めなかった。
2カ所の古墳群を行き来出来るバスを走らせてくだせい~。
観光客の流れがだいぶ変わると思う。