保渡田(ほとだ)古墳群を見に移動~。
県庁前から
かみつけの里博物館前下車。
かみつけの里博物館
ワンフロアだけど、
埴輪の展示が多くてなかなか見応えがありました。
ストーリーのある配置になっている。背中を向けてるのが王様で、
王様の前に人が並んでる。
盾を持っている。
怖い顔してるのは王様を守るぞ!って表情で、
古墳の一番外側の円筒埴輪列に等間隔で
この怖い顔埴輪が配置されていたそうです。
超珍しい鵜飼の埴輪。
首に鈴付きの縄が巻かれている。
昔から鵜飼ってのがあったよって証明になるそう。
武人の埴輪。
こちらはレプリカで本物は天下の国立博物館に展示されてる。
良いものが出てくると、
名誉なのかもしれないけど東京に連れていかれちゃうのね。
館内の見学を終えたら、
徒歩すぐの井出二子山古墳を見学
井出二子山古墳
全長108メートルの前方後円墳。広々して気持ちの良い場所。
今までの古墳になかった、中島という円の形した舞台のようなものが4つある。
儀式に使っていたんではないかという事らしい。
こんな風に石棺が埋まってましたよって再現。
本物は土の中に埋め戻されてる。
田んぼに囲まれてちょっとしたハイキングみたい。
埴輪が壊れたら新しいの作って並べ直すという
メンテナンスしてましたよの跡。
お次は目を鼻の先にある八幡塚古墳へ。
八幡塚古墳
全長102メートル前方後円墳。
大量の葺石と埴輪で完全再現されている!
当時の姿ってこんなんだったの!?迫力がヤバイ、圧巻。
埴輪もストーリー展開された大所帯並んでる。その数54体。
海外のピラミッドとか始皇帝の墓とか派手なのに目が行っちゃうけど、
日本の墓もなかなかのもんよ。
すごいわー。
ふちに沿って円筒埴輪がずらっと並んでる。その数6000基!
方墳側から円墳側の頂上を見た光景。
埋葬部に入れるよ。整備されてて探検家気分はなし。
今までの古墳もでかくて立派だったけど、
芝や木に囲まれてただの丘感はぬぐえなかったのに対し
当時をリアルに再現しているって点で八幡塚古墳は特別な感じ。
ざっと1500年タイムスリップ出来ちゃった。
っつか古代人技術すげー。
円形の儀式の舞台も見える。
もっとタイムスリップして眺めていたかったけどタイムアップ、
バス停に急げー。
ちなみに今回は行かなかったのですが、
もう一つ薬師塚古墳という整備されていない古墳も近くにあって、
それと八幡塚古墳・二子山古墳の3つを合わせて保渡田古墳群と呼びまふ。
高崎方面に戻る。秋葉前バス停徒歩5分ほどでした。
高崎からのアプローチと前橋からのアプローチは
市のサイトが詳しいので参考にしてください。
高崎行のバス停は徒歩5分、徒歩10分離れている
2か所あって本数も少ないので乗り遅れないよう
事前に地図アプリなどで場所の確認推奨。
前橋行きのは博物館すぐで分かりやすい。
博物館のチケット可愛い。
バスのシートのデザインが
エキスポ85っぽい雰囲気を纏っててなんか好き。
高崎に到着~。
一日に古墳を大量に見て楽しいんだけど
どっと疲れが出てきた。
高崎に来ると必ず行くのが駅ビルに入っている、このお店。
(といっても3回目だけど)
スパゲティー屋さん「はらっぱ」
ほんっとタレがたっぷりでサイコー。
タレと麺をバランスよく食べたい、
しかしタレだれ先に無くなりそうという、
スパゲティーのタレ不足問題に常に悩まされるので、
これでもかってタレがかかっていて、まじありがたい。
高崎に来るのも3回目で特にお土産も買うつもりがなかったのですが、
売店でぐんまちゃんと埴輪のデザインのハンドタオルを見つけて購入。
かわゆすかわゆす。
群馬古墳旅以上です、
お付き合い頂きありがとうございました。
あちこちの旅行先でちょいちょい古墳は見てきたけど、
群馬は埴輪が綺麗、デカイ、量が多い!
リアル再現も見れたし古墳の概念が変わりますね。
まだまだ群馬の古墳見たりないぞって感想なので
世の中が落ちついたらリベンジだな。