バスに15分ほど乗り、堺松というバス停で下車。
「森の学校キョロロ」という建物に向かいます。
さみしい場所に下ろされる。
向かいの堺松バス停
案内板は行く先々に配置されているので
迷うことはなさそう。
ここから徒歩20分歩きます。
歩いてる人なんか誰もいない、みんな車移動ですね。
道は単純だけど、
まあまあ不安になる。
冬は雪で閉鎖される道。
道中にも作品が。
森の精・クリスチャン・ボルタンスキー
昨年亡くなったボルタンスキーの新作?
アイディアだけは残しておいたのかな。
森の中にいきなりこれがあるとギョッとする。
ボルタンスキーの最後の教室という作品が
1時間ぐらい歩いた場所にあり見たかったのですが、
(路線バスなし、レンタカーがないとムリっぽい)
体力的に1時間歩きはきついので諦めました。
いや~ここの芸術祭、
公共交通機関で行けない場所に
作品作るのマジ鬼畜。
一応セレクトツアーといって足を持たない人用の
バスツアーは実施してるものの
行きたい場所が含まれていなかった。
この日はカンカン照りでも雨でもないのは良いけど、
湿度でじっとり汗が凄い。
20分ちょい歩いて目的地「森の学校キョロロ」に到着~。
全体がサビに覆われた珍しい建物。
キョロロとは鳥のアカショウビンのことだそう。
巨大な虫の精密写真。これも作品の一部。
魚、虫、は虫類の生物展示もあって、
一番お気に入りがこのヒキガエルちゃん。
遠くの方で女の人がカワイイ~~~カワイイ~~~って騒いでいて、
はぁ?なに騒いどんじゃ、、
と冷ややかな目線で自分も近づいてみたら
この子がいて、
か、かわいい~~~(ぽわ~ん)
と一目惚れしてしまった。
ゴムで出来たおもちゃみたい。
は虫類苦手な人にはでかい写真上げて悪いけど
めちゃくちゃカワイイ~。
さて、お目当ての作品なんですが、こちら。
展望台に続く真っ暗な160段の階段。
そこに仕掛けられLEDは宇宙から降り注ぐエネルギー、
ニュートリノを関知すると光りますよって作品。
階段はホント暗くて
人にぶつかりそうで怖かった。
暗すぎて写真がブレブレで
全然撮れてなかったので
いきなり展望台の景色。
山、山、山。
野外にも虫の精密写真。
キョロロの隣に、
日本一美しいと称される ブナの「美人森」があるのでチラ見。
確かに撮影とかで使えそうな整った森ですな。
ホントならゆっくり散策したいところですが、
数少ないバスの時間に合わせた行程のため、次の場所に移動。
歩きのスタート地点堺松バス停に戻りそこから、
バス停一個分、10分ほど歩い場所にある三省ハウス。
元学校で、今は宿泊地になっている。
文化祭みたいな作品。
Lost Winter・レアンドロ・エルリッヒ
中庭みたいな四角い空間を覗くと、
四方全部に自分が居る!?という不思議なアート。
仕組みが分かるまで、なんでー?なんでー?と素直に驚いた。
動画で見た方が分かりやすいかな?
あっちにもこっちにもピコさん#大地の芸術祭 pic.twitter.com/RcE9BHbtKe
— ピコピコ安全県/ピコアン (@ppazk) 2022年9月3日
レアンドロ・エルリッヒさんを調べたら、
金沢21世紀美術館の目玉作品のスイミングプールとか
この後行く建物にも作品あったりと
空間を使っただまし絵的なのが得意な有名人でした。
三省ハウスから徒歩5分ほどの
小谷バス停からまつだい駅に戻るバスに乗る。
バス停が民家の軒下って、初めて見た。
本数が少ないので
バスに乗り遅れると一日の行程が吹っ飛ぶので無事乗れて一安心。
まつだいに帰還し、建物内の飲食店で
妻有ポーク丼を頂く。うんまい。
最近北海道の豚丼をよく食べるようになって
厚みのあるしっかりした豚肉のポテンシャルを見直してる。
正直牛さんより下に見てたけど、
豚さんもイケるやん?って。
食後は電車の時間を気にしながら
朝に外観のみを見た農舞台の中の展示を鑑賞。
さて。