まずはバスで奥の院に向かいます。
人々を見守っているという場所なのであります。
弘法大師御廟までの2キロの道のりに、
20万基を超える諸大名の墓石や、祈念碑、慰霊碑が
並んでいてそれが圧巻でした。
奥の院口のバス停で下車し、
一の橋という場所から歩いて行きます。
ここからもう異世界の入り口。
中身が入っているか分からないとはいえ、
人の墓をバカバカ写真撮るのが申し訳ない気がしたので、
ほんと気になったお墓だけすんませ~んって
(中の人に言って)撮らせてもらって、
あとは通路の写真が多いです。
苔むした森や人工物を見ると、アホの一つ覚えでなんでも
ジブリみたい~~~♫って表現するのはどうかと思うけど、
いや~~ジブリみたい。(墓の出てくる映画あったっけ笑)
杉の並木も見事。
このときは周りに誰もおらず自分一人だけ、
木々が多いので日陰でやや暗い、大量の墓、墓、慰霊碑と
通常なら薄気味悪いシュツエーションなのにもかかわらず、
なんとも清らか。
たぶん弘法大師のお膝元で供養されて、
穏やかな空気が流れている。
有名人みっけ。
武田信玄、勝頼氏。
地図を片手に歴史上の有名人の墓を探しながら歩いていました。
ここはちゃんと案内板も出て分かりやすかったけど、
朽ちかけた立て札に名前が書いてあるだけの場合もあり
探してたのに見つけられなかった人もいました。
ほんっと、苔のむしかたが素晴らしい。
古いお墓って鎌倉ぐらいでしか見た事なかったけど、
規模が桁違い。数も多いし一つ一つが大きくて見応えがある。
上杉謙信。
CGで出来てるんちゃう?ってぐらい、
実物なのに逆に非現実的な世界。
まじ異世界。
こちらは姿見の井戸。
井戸を覗いて自分の姿が映らなければ、3年以内に死ぬって。
えーー、、どれどれ。。
映って、、、、、
映ってたYO!\(^o^)/
まだ大丈夫みたい。
織田信長、超有名人じゃん。
ちなみに明智光秀の墓も敷地内にあるので、
敵味方関係なく弘法大師はすべてを受け入れるんですね。
2キロの道のり、まああまあ長いけど、
墓が美しすぎて楽しかった~。
墓が美しいって表現も初めて使ったな。
御廟橋。
ここから先は霊域のため撮影禁止に。
禁止事項一覧。
まず灯籠堂という大きな建物があり、
中にはその名の通り灯籠がずらっと飾ってあります。
千年近く燃え続けている「消えずの火」もあるそう。
その建物の裏手に弘法大師様が今でも修行しているという
弘法大師御廟があります。
近づけないので、中とか全然見えません。
そのまま順路で進むと
壁越しに弘法大師が居る場所に近づける地下室があるみたいですが、
コロナのため入れないようになっていました。
1200年前に即身仏になられて、
今も生きて修行しているって設定(?)なので、
一日2回食事が廟まで運ばれ、1年に一度服を着替えさせるそう。
灯籠堂でお経を読んでいたのでしばらく聞いていました。
荘厳な空間だった。
帰りは道のりを短縮出来る中の橋を目指す別のルートで。
こちらは開けていて企業の慰霊塔が沢山あります。
形が面白い。
しろありにも安らかな眠りを。
ロケットを作る会社なんだろうなぁ。
中の橋側には大きな駐車場があるので、
車で来た人はここからスタートになるのかな。
奥の院前というバス停があるので、
ここから乗って次の場所に移動します。