地図アプリ見ながら歩いて20分ほどで
群馬県立歴史博物館に到着。
最近リニューアルされたみたいで綺麗。
群馬の森という公園内にあって、
広々気持ちのいい場所。
今回は行かなかったけど、
隣に美術館もありました。
コロナ禍の間だけだと思いますが、
一応予約制になっていて
当日の到着前までに予約すれば大丈夫みたいです。
んで、こちらの目玉は一つ前の記事で紹介した
綿貫観音山古墳から出土された豪華な副葬品や埴輪の数々。
令和2年に国宝と認定され、
それらをずらりと展示しているのです。
まずわたくしのハートを奪った埴輪はこちら、三人童女
3人くっついて表現されてるのは珍しい。
巫女さんで手に弦を持っていて、
音を出して儀式していたんじゃないかとの事。
ここの埴輪見て、埴輪の概念が変わった。
写真じゃ伝わらないけど埴輪ってこんなデカイの??
高さ1メートルある。
崩れてたのを繋ぎ合わせたとしてこんな綺麗で上手なの?
んで、出土された配置を再現されててストーリー仕立てになってる。
これは王様ハニワ。
左王様、真ん中音を出す巫女、
右も巫女で何らかの儀式をしている様子を表しているそう。
みんな高さ1メートルぐらいで実物見るとなかなかの迫力。
ちなみにデカイ古墳はデカイ埴輪、小さい古墳は小さい埴輪が飾られます。
この辺は石室から出土された品々。
鏡。
水瓶。
馬につけて飾る装飾具。
再びハニワゾーン。
一番左、帽子の埴輪、、わざわざなんで埴輪に?と思うかもですが、
当時は位が高い人しかかぶれなかったので権力の象徴的なもんでしょう。
こーゆー顔の人いるよね、新宿の東口歩いてそう。
盾を持ってるのでこの体形。
155.5センチもある。埴輪なのに私の身長より高いんですけど。
この人の頭、帽子とか兜をかぶっているのでなく、
こーゆー髪型らしい、、どうなってんの(笑)
こっちの人は136センチ。この頭は兜。
群馬は古墳に埴輪を飾りまくるスタイルなので、
大量の埴輪が必要→埴輪造りのプロ集団が居たのでは
と考えられてるそうです。
なので数こなしてる分クオリティも高い!
馬型ハニワ、136センチ。ロバぐらいある。
ホント綺麗で作った人お上手。
同じ馬でもこっちはユーモラス。
目の配置が全面についてるので肉食動物じゃないか。
馬具。普段使いじゃなくて装飾用の。
見つかったのは昭和、国宝に認定されたのは令和、ずいぶんかかったね。
さんざん埴輪の事書いておいてなんですが、
人型埴輪がそこはかとなく怖さを感じるのでちょっと苦手。
何故なのか考えたら、
ホラー、オカルト好きな観点から言うと、
眼窩にぽっかりと穴が開いていて目がない!
というのが恐怖の表現だからだと気づきましたわ。
だからといって埴輪に目玉があってもそれはそれで怖い(笑)
目がなくても馬の埴輪はわりと大丈夫なんですけどねー。
帰りもぐるりんバスで高崎駅に向かいます。
どのバスに乗るか博物館の利用案内が詳しいので参考にどうぞ。
ビルの上にペヤング!?本社が群馬にあるからかな。
はい、高崎駅到着~。
高崎と言ったらダルマ。